マイ・ストーリー_2 わたしとわたしの宇宙に名前を付けた日

マイ・ストーリー_2 わたしとわたしの宇宙に名前を付けた日

前回のマイ・ストーリー_1 わたしの無意識の種のつづき

細胞レベルに刻みこまれた無意識の種
母を助けるミッションをもってこの世に生をうけわたしに待っていたのは・・・。

いつも忙しい母。
父は気性が激しくて、いつ爆発するか分からない時限爆弾のような存在で、
大声で怒鳴ったり、モノを投げつけて、ガラスがいつも割れてる。

父の怒鳴る声
ぎゃ〜という母の叫ぶ声。

まるで、戦争中のように、空襲がいつ起こるかと、いつもビクビクしていました。
この戦争が早く終わりますようにと、
どこでおぼえてのか神様にいつもお願いしていました。

そんな中でも母は太陽のように明るい人でした。
歌が好きで、優しくて、大好きでした。

本来父がやるべき仕事も
母は自分ひとりでどんどんやって、いつも忙しく、
ゆっくり遊んでもらうことはなかったのですが、

母と車に乗って、市場に行く朝の時間

店からも解放されて、父にも気を使わず、
唯一母を独占できる時間でした。

母を支配する牢屋と鬼から解放できたようなそんな気分でした。

そんなある日、厨房で、母がひとりで泣いている姿

がありました。

不思議と、その場面だけ切り抜いたように
わたしの脳裏に今も焼き付いていています。
それだけ当時の私にはショックな出来事だったんだと思います。

その原因はもちろん父。
戦場の後のような様子をみると子供でも何があったのかは察しがつきます。

私は母が泣いている姿をみて、父を恨むというよりは、

その現状をどうすることも出来ない自分自身に
強烈な、罪悪感と無力感

そしてこの世から不幸は無くならないんだ
という

絶望を受け容れた瞬間

でもありました。

何か大事なものが欠落していく感覚でした。

『この世から不幸はなくならない
〜愛する人を救うことができない無力なわたし〜』

その日が、わたしとわたしの宇宙に名前を付けた日でもありました。

そんなわたしの宇宙がどのように展開されていくのか?
このつづきは マイ・ストーリー_3でお伝えしたいと思います。