マイ・ストーリー_1 わたしの無意識の種
- 2018.06.19
- my story

わたしの無意識の種
前回のプロローグのつづき
私の両親はお見合いで結婚し、
奈良の田舎で寿司屋を営んでいました。
母はまだ22歳で、親にすすめられて嫁いだ先は
明治生まれの厳しい姑と
時限爆弾のように気性の激しい夫
家事と慣れない寿司屋の仕事で追われる毎日
そんな環境の中で年子の兄を2人生んで、そのすぐ後に私を身籠りました。
そんな地獄のような環境の中で
生むべきか下ろすべきかと悩んでいた時に実母(私の祖母)に、
『この子はあんたを助けてくれる子やから』
という言葉に母は私を生む決心をし、
今、こうして私が存在できているんです。
もちろんそんな事は後から聞いた話ですが、
その実母の言葉が
わたしの無意識の種となって
細胞レベルまで刻みこまれ
その後の私の人生が展開されていくのです。
マイ・ストーリー_2 へ つづく
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