詩の楽しみ方②詩情(ポエジー)
- 2018.11.16
- ポエム

詩の楽しみ方①のつづき
日常の中に溢れている詩情(ポエジー)
今回のインタビューで初めて知った概念に『詩情(しじょう)』というものがあります。
国語辞書の大辞泉では
詩にみられるような趣。詩的な情景。
詩に表現されている気分。詩のおもしろみ。
詩を作りたくなるような気持ち。
とあります。
インタビューの中では
俊太郎さんがよくおっしゃっているのは、『詩は「日常の中に溢れている詩情(ポエジー)を、できるだけ正確に言葉にするのが詩人の仕事」だということ。うれしいとか、悲しいとかワクワクするとかぐっとくるとか、なにかしら心を動かされたことを言葉にしたものが詩であって、特別なものではないんです。』
いかがでしょう?
ちょっと味気ない言い方をすると、感情を言語化するということになると思うのですが、
今の日本人はとくに思ってることを言語化するの難しいのではなうでしょうか?
だからこそ、そこに本気で向き合い時間をかけ、選び抜かれて言葉を紡いで詩にする仕事、詩人がうまれたのでしょう。
そして、その厳選された言葉、詩の中からその時々にしっくり来るものと出会った時は
感動がうれるんでしょうね。
そしてどんどん虜になっていくのかもしれません。
そういうふうに考えれば、たしかに日常に溢れているものなのですが、
なぜ、詩が遠ざかってしまってるのでしょうか?
次回はその背景にフォーカスしてみたいと思います。
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